日常に潜むマーケティングw(その2)

先日、同じタイトルの投稿でも書きましたが、

世の中が複雑になってしまったもんだから

マーケティングも時代に合わせて大きく変化しちゃっいました。

日本の場合、

戦後の復興期は「作れば売れる」時代だったことでしょう。【生産志向の時代】

(この時代には生まれてないので肌感としては分かりませんけど(^^;))

例えば、パン屋さんなら「食パン」さえ作ってれば良かったんです。(多分)

【販売志向の時代】

その後、復興期を経て高度成長期に入ってからは、

ライバルである他店の動向を気にしなくてはならなくなります。

他店では

「あの店は”食パン”が売れているらしいから、うちは”あんパン”を作ろう!」

となってくる訳です。

それでも、成長期に入ったばかりの頃はまだ物不足だったでしょうから、

”食パン”も”あんパン”も売れたことでしょう。

個店単位では経営が立ち行かなくなったお店もあったかもしれませんが、

全体的には右肩上がりの成長をしていた業界が多かったことでしょう。

商品の差別化ばかりではなく、売り方の違いを競う時代だったかもしれません。

ポイントカードを発行したり、特売日を設けるなどして

お客さんに自店を選んでもらうような仕掛けをすることですね!!

【顧客志向の時代へ】

経済成長もピークを過ぎ、物が有り余る時代になってきました。

お客さん(消費者)はもう既に、十分なモノを所有しています。

以前のように渇望からくる欲を多くは感じていません。

こんな時代に「作れば売れる!」という感覚で商売を始めてもうまくはいかないですね。

「作っても売れない」のです・・・(>_<)

では、どうすればいいのか?

『お客さん(消費者)は何を求めているか』を追及しないといけないのです。

なんと分かりやすい答えなのでしょう!(笑)

「そっか!お客さんに聞いてみよっと!」と思った貴方・・・ちょっと待ってくださいね。

確かに、昨今は「顧客志向の時代」とか「マーケットイン」という言葉で表されますが、

実は消費者に答えを聞いても教えてくれませんよ。

いえ、答えは消費者はもっていないのです。

「はぁ?顧客志向の時代なんでしょ??だったら顧客に聞くしかないじゃない??」

はい!!ではそのことについては、次回の更新で書きたいと思います。

スポンサーリンク
広告(大)
広告(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
広告(大)

コメント