ペンタゴンモデルを紐解くと見えてくるもの(その2)

昨日は流通経路を表す『ペンタゴンモデル』から、
「生産と消費」という活動が、手段なのか?目的なのか?
という視点にてブログを書いてみました。

『ペンタゴンモデルを紐解くと見えてくるもの』

そして最後にこのブログを書くきっかけとなった事件があったということで締めてますので、
今回はそのきっかけについて書いてみたいと思います。

多くの方が知ってると思うので、事件そのものについては過度に詳細に触れることはしません。

某超大手広告代理店の入社一年目の新入社員が過労自殺するという事件が起こりました。

その社員が生前つぶやいていたTwitterにて、どれだけ過酷な労働環境だったかを窺い知ることができます。

(現在、その社員のアカウントを直接見ることが出来ないようですが、まとめサイトなどは存在しています。)

ごく一部だけ紹介↓

「土日も出勤しなければならないことがまた決定し、本気で死んでしまいたい」

「1日20時間とか会社にいるともはや何のために生きてるのか分からなくなって笑けてくるな」

さらに、パワハラ的な発言も社内では多々あったようです。

土日などの休日出勤なんかは、どんな職場でも繁忙期ではあるでしょう。

でも「また決定し、」というところに、それが常態化していて嫌気をさしていたことが察せられます。

更には「1日20時間・・・」 言葉もありません。あり得ませんね。。。

ペンタゴンモデルで捉えた場合、広告代理店は生産から消費という物流に直接関与する立場ではなく、

影響者(キーマンやオピニオンリーダーとも)に位置します。

確かに現代社会においては、とても重要な役どころであり、

実際にその会社は一部上場企業であり、就職希望者からみれば花形的な企業なのでしょう。

しかしTwitterに残されているように、

「もはや何のために生きてるのか分からなくなって笑けてくるな」と呟かせてしまう会社でもあるのです。

このようなことが今までまかり通ってきたのも、

昨日書いたように「生産と消費」が目的化され、

それを推し進めるための存在(影響者)として広告代理店があります。

特にこの会社の影響力は大きいのでしょう。

しかし世界的に分業化された今のシステムがいつまで継続するのでしょうか?

このシステムが行き詰まりつつあることを多くの人が感じてきているのではないでしょうか?

もちろん「生産と消費」を人生の目的にすることを否定している訳ではありません。

自分の好きなものを『生産』することを目的する人もいるでしょう。

自分の好きなものをコレクション(購入=消費)することを目的とする人もいるでしょう。

「生産と消費」システムの一員として機能することだけを目的とした生き方を見直す時期が来たのではないでしょうか?

少なくとももう二度と

「何のために生きてるのか分からなくなって笑けてくるな」

と呟かせてしまう人を生み出してはいけないのである。

誰もが自分の『人生の目的』を果たすために、この世に生まれてきているのだから。

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