20代の頃、バイクに乗っていました。
自動車運転の場合は、
ハンドルを右に回せば車は右に曲がり、左に回せば左に曲がる。
ものすごく当然!笑
バイクの場合は体重移動によって、バイクを傾けて曲がるので
ハンドル操作で曲がるというのとは、ちと違う。
カーブの曲がりが大きければ、それだけバイクの傾斜角度も大きくしなくちゃいけない。
より地面に近づけるってことね。
スピードを出しすぎてカーブに侵入しようものなら、
バイクと地面を平行にしなきゃならんのじゃないかと思う程。(ありえんけどw)
そんな状況に陥ったらどうするか!?
カーブの出口に視線を合わせるんです!!
人って「怖い!」と思うと、ついつい手前、手先を見てしまうようですが、
カーブの出口という「目的地」に視線を合わせることによって、
体が自然をそれに合わせた体重移動をしてくれるようなんですね。
そこには何故だか理屈はありません。というか感じませんでした。
このことってバイクの運転に限らないみたいですね。
自分の人生の目的地、
或いはそんな大それたものじゃないにしても、
こうありたい、あれが欲しい、という「欲(良く)」であっても、
そのことを意識し続けることによって、
バイクでカーブを曲がる時のように、そこに到着するみたいですよ。
だから、こうありたい!という目的地は肯定的なものである必要があります。
マザーテレサはこう言ったそうです。
「私は反戦運動には行かないけど、平和運動には行くわ。」と。
反戦運動に意識を向けるということは、戦争反対!とはいうものの戦争を意識しています。
平和運動に意識を向けるということは、平和を意識しています。
どっちの目的地がいいかは、語るまでもないですよね、
まずは自分自身の「こうありたい!」を、肯定的なイメージで膨らませてみましょう!!